コスタリカ旅行 人と地球に優しいエコツーリズム
自然の多様さを感じる旅
中南米のコスタリカは自然の宝庫。楽園を感じさせる国。
世界の0,03%の面積に、地球上の5%ほどの動物が生息しエコツーリズム発祥の地と言われています。
一度も行ったことがない中南米。自然が大好きな私は直感でこの国に旅しようと思い、ドイツから2週間のエコツアーに参加しました。
Costa Ricaは豊かな海岸という意味です。カリブ海と太平洋に囲まれ、常夏で多くが熱帯雨林。
内陸部には活火山や山々緑と水に溢れて、多種多様な動植物が生息しています。
自然を愛し国に誇りをもって自然保護に力をいれているのをどこに行っても感じました。
コスタリカの国土の約30%が自然保護区域、国立公園と動植物の楽園。
自然環境の保全を強く意識した観光がエコツーリズム。
観光を通じて自然の美しさと貴重さを学び、入場料、ガイド料が自然保護に充てられています。
8月は雨季なのでレインコートは手放せません。幸いどこも午前は晴れて楽しむことができました。
最初にジャングルの中にあるエコロッジに宿泊して早朝はガイドさんとバードウォッチング、昼は熱帯雨林で植林活動とウォーキングをしました。
亡き父を思いながら植えた木(マホガニーとカッチェ)をいつか見に行けたらなと思っています。
可愛いハチドリ(ハミングバード)、綺麗なオオハシ(トゥルカン)、インコなどの様々な鳥や蝶、もちろんへびやカエル、イグアナなどを見ることができます。
カリブ海沿いのトルトゥゲーロ 国立公園はウミガメの産卵とその調査や保護で有名な所。運河でしかアクセスできませんが、夜に体長1メートル以上のウミガメの感動的な産卵の光景を観察しました。
見終わって帰りのボートでスコールのような大雨になりましたが、夜のジャングル、運河での雨は幻想的で美しかったです。
コスタリカの内陸部に入ると標高が高く、カリブ海側の蒸し暑さはなく心地よい暑さです。標高1600mほどのアレナル火山とラ・フォルトゥーナ滝を観光しました。
このアレナル火山は昨年の週めくりカレンダー(世界の自然風景)の写真の中で一際目に焼き付いて、コスタリカに行こうと決めたきっかけとなった場所です。
トロピカルフラワーとグリーンが美しくはハチドリもなどの鳥も色鮮やかです。
リゾートホテルが多く、ホテルから雄大なアレナル火山が見えて快適に滞在できます。
残念ながらドイツからのツアーなので温泉リゾートに宿泊できませんでしたが、行かれる方はぜひ温泉楽しまれてください。
そして、モンテベルデ自然保護区へ、こちらは熱帯雲霧林で400種類以上の鳥類が生息していて、世界の野鳥愛好家が集まるそうです。
世界一美しいといわれるケツァールも見られるそうですが、シーズンではなかったので見られませんでした。
熱帯雲霧林の中に10本ほどつり橋があり、そちらを渡りながら様々な樹木や花、鳥、川、大自然を満喫することができます。
最高に美しい青い蝶、モルフォ蝶も自然に見られますが、羽を閉じると枯れ葉のようになります。
この蝶は本当に美しく、幸せでマジカルな気分にさせてくれます。
溢れる緑、美しい海や川、色とりどりの動植物を見て、感じると地球の素晴らしさと恩恵を体感し、生きていることに感謝の気持で一杯になります。
旅は太平洋側に続きましたが、長くなるので次回に。
自然の神秘さと多様さを実感し、この美しい自然を観光を通じて守り伝えていきたい人々の情熱を感じる旅となりました。
次回は情熱的な方々についてもお話したいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
自然と地球の恵みを感じる一日となりますように🌳
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