マインドフルネス瞑想 MBSR
マインドフルネスストレス低減法
マインドフルネスとは今あるがままの状態を意識し、気づいているということ。マサチューセッツ大学医学部ジョン・カバット・ジン博士が1979年にMBSR(マインドフルネス ストレス低減法)のプログラムを医療分野に取り入れたのがはじまりです。
Mindfulness is about being fully awake in our lives. It is about perceiving the exquisite vividness of each moment. We also gain immediate access to our own powerful inner resources for insight, transformation, and healing” – Jon Kabat-Zinn
「マインドフルネスとは、生活の中で完全に目覚めていることです。それは、瞬間瞬間の絶妙な鮮やかさに気づいていること。私たちは洞察、変革、癒やしのため自分のうちにあるパワフルな源にすぐにアクセスできるようにもなります。」
ジョン・カバット・ジン博士
昨今マインドフルネスが流行り様々な本が日本でも出版されています。何冊か読んで試したあと、こんな感じなのかなという疑問がわいてきました。
結局指導を受けていたヨガの瞑想のほうが気にいり、もっぱらその方法で瞑想を続けていました。
2年ほど前私の住むドイツの町でたまたまMBSR8週間集中コースの張り紙を見つけました。ジョン・カバット・ジン博士のプログラム!マインドフルネスの原点にもどり、ぜひ受けてみたい。
今年1月ヨガのティーチャートレーニングコースを修了後、MBSRコースをすぐに申し込みました。残念ながらコロナのロックダウンで延期となり、半年遅れで講座が開講、9月から8週間の講座を受けることになりました。
受講者5名のアットホームなクラスです。先生は25年ほど瞑想され、マインドフルネス瞑想、MBSRのコースを8年ほど教えてらっしゃる60歳くらいの女性です。
毎週1回2時間半、全8回、そして1日はマインドフルネスの日として週末をマインドフルに共に過ごします。
毎週マインドフルネス瞑想やヒントとなる方法を学び、自宅での課題が出ます。ボディスキャン、マインドフルネスな食事、呼吸に集中する、感情に気づく、歩く瞑想等々、毎日マインドフルネスに過ごす練習をします。そして、何に気づいたか日誌をつけ、翌週にみんなでシェアする流れです。
その際も、「あるがまま」を受けいれ、聞く方もただ耳を傾ける練習。何もコメントしない。ただ意識して聞きます。そして話す側、聞く側ともにその時にどう感じたかを深く意識する練習をします。普段意識していないことをマインドフルに感じ、気づいていきます。
瞑想が敷居が高いなと思っている方は、今の時代に合った、厳しくないマインドフルネス瞑想が始めやすく、効果を得やすいかもしれません。
MBSRはストレス低減法と名前にあるように、気づき、意識を変えて自然にストレスが軽減するプログラムです。私以外の受講者は皆さん瞑想初心者でしたが、8週間後見違えるように前向きに、そして瞑想を生活の一部にしたいとおっしゃっていたほど、変革させられる素晴らしいプログラムでした。
次回はこのプログラムで特に印象深く感じ、経験したことをシェアしたいと思います。
お読みくださりありがとうございます。皆さまの一日がマインドフルに過ごせますように。✨