チャクラを整える　7つのチャクラ

チャクラは生命エネルギーを司るエネルギーセンターであり、中枢です。サンスクリット語で「回転する輪」を意味し、エネルギーを受信、送信、循環させています。

生命エネルギーはヨガではプラーナと呼ばれ、中国の気功の「氣」として知られています。

主要なチャクラは脊椎に沿って7つあり、心と体に影響を与えています。

チャクラが正常に循環していないとエネルギーが滞ったり、過剰になったりします。

チャクラは見えないエネルギーをコントロールする、鍼のツボのようなイメージをするとわかりやすいかもしれません。チャクラが整えられていないと心身の不調が現れます。

7つのチャクラは内分泌系ともつながって、体、精神面、スピリチュアルな面にも関係しています。

チャクラのバランスをヨガや瞑想で整えていくことで、満ちたりた本来の自分にもどっていきます。

私は20年ほど前にチャクラ音楽のCDカバーを見て何かを感じ、リラックスのためにその音楽を聞きました。それ以来その心地よさと不思議な感覚を持ち続けています。

なぜか、ヨガでもチャクラを意識したレッスンに最も没頭したりと自然にチャクラを整えることに魅了されました。

ここでは簡単にチャクラを紹介します。

１）第１チャクラ　ルートチャクラ　色は赤

サンスクリット語：ムラダーラ チャクラ　
位置：骨盤底の会陰部　
エレメント：土

ルートチャクラは生きる土台を司っています。ルートチャクラが整っていないと、体と心が安定せず、不安で安心感を得ることができません。

調整されると大木が根をはるように、地球とつながり、生きる信頼感が生まれてきます。

ルートチャクラについてのブログ　

こちらが整ってないと、他のチャクラを調整してもバランスが取れません。
まずはグラウンディングし、ルートチャクラを整え、恐れを手放すことから始めましょう。

2）第２チャクラ（スワディシュターナ）

色：オレンジ色
位置：下腹部、丹田
エレメント：水

第２チャクラは活力、情熱、創造性の源です。第2チャクラが整っていると、生きる力がみなぎり、人生の喜びが感じられます。

心の傷でこのチャクラがブロックされていると、人生の楽しみを見いだせず、落ち込みやすくなったり、物事を面倒に感じたりします。

ご自身に問いかけてみてください。感情を健康的に表現できていますか。ギブ＆テイクの関係が築けていますか。

3）第３チャクラ　マニプーラチャクラ　

色：黄色　太陽のイメージ
位置：みぞおち辺、第４、５腰椎
エレメント：火

第３チャクラは意志、活力、勇気を司るチャクラです。マニプーラチャクラのバランスが整っていると、自己肯定感があり、目標に向かって前向きに取り組むことができます。

崩れていると胃腸の調子が悪かったり、エネルギー不足や優柔不断になりがちです。過剰な場合は、自己主張が激しく、攻撃的になることもあります。

マニプーラチャクラのバランスを取ることで免疫力も高まり、健康で活力に満ち、自分の人生の舵を取る力が出てきます。

第１から第３チャクラまでは、肉体や個人をテーマとしています。

そして、第５から第７の魂や自分を超えたエネルギーに関わるチャクラをつなぐのが、中心にある、第４チャクラ（ハートチャクラ）です。

４）第４チャクラ　ハートチャクラ

サンスクリット語：アナハタチャクラ　愛と調和を司るチャクラ　
色：グリーン
位置：胸の真ん中

ハートチャクラが開いていると、自分のことも周りのこともオープンに受け入れることができます。包み込む母性の愛です。
チャクラが閉じていると、健全に自分も相手も愛することができません。

まずは自分を許し、受け入れることから始めましょう。

許しについてのブログ　こちらもご興味のあるかたはご覧になってください。

第５から第７は自分を超えたエネルギーを司るため、まずは下のチャクラをしっかり調整してから、上に導いてくことで自然に開放されていきます。

５）第５チャクラ　スロートチャクラ　ヴィシュダチャクラ

　色：青
　位置：喉　
　エレメント：エーテル（空間）

第５チャクラはコミュニケーション、真実を司るチャクラです。ヴィシュダは「清浄」という意味を持ちます。

喉のチャクラが閉じていると素直に表現することができません。Noと言えなかったり、がまんしたり、愚痴や批判が多くなったりします。

思い、言葉と行動が一致しているでしょうか。

このチャクラを整えるのは難しいですね。😅　時間をかける価値があります。真実を表現するのが鍵のようです。

６）第６チャクラ　第３の目　アージュナチャクラ
　　色：インディゴブルー
　位置：眉間の間
　直感、知恵を司り、高次とつながるチャクラ　

ものごとを落ち着いて俯瞰的に、第３者の目で見ることができます。仏像やシヴァ神、インドの女神にも第３の目が刻まれていますね。

このチャクラを意識することで、何もジャッジせず、ただあるがままを見守ることができます。

瞑想の核心といわれるチャクラです。

７）　第７チャクラ　クラウンチャクラ　

サンスクリット語：サハスラーラチャクラ
位置：頭頂　
自己を超越し、全ての万物とつながる

第７チャクラは、宇宙のすべてと溶け合い、自分も周りも全てとワンネスになるチャクラです。無限で永遠を感じます。

ルートチャクラからクラウンチャクラまで、一つひとつのチャクラを感じ、自分に問いかけていくのは時間のかかる作業です。

その壮大さと奥深さが楽しく、自分自身を知り、本質、魂を思い出していく道だと思っています。

やっぱり、よくわからないという方は、こちらのチャクラを整える15分ほどの瞑想動画を試してみてください。座った姿勢、寝たままでもかまいません。

長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございます。🌈

心と体、バランスの取れた一日となりますように。✨

 

参考文献

The Essential Guides to Chakras　Swami Saradananda

Yogaではじめる瞑想入門　綿本彰